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063:マリオネットラインとは?

■マリオネットラインが与える印象

口の両脇からあごの下に向かって伸びているシワのことをマリオネットラインと呼びます。
マリオネットラインがあると口角が下がって見えるため、実年齢より老けて見えたり、不機嫌そうに見えたり、マイナスな印象を与えます。
反対に、口角が上がっていると、表情が明るくなり、人に与える印象も良くなります。
口角が、ほんの1mm下がったり上がったりするだけで顔の印象は大きく変わります。

マリオネットラインができる原因

◎筋肉の衰え

加齢に伴って身体の骨や筋肉が衰えると、顔の皮膚を支えることができず、皮膚がたるんでしまうことにより、マリオネットラインができる原因になります。
また、笑う回数が少なかったり無表情でいると、表情筋が衰え、口角が下がりやすくなり、マリオネットラインができることがあります。

◎姿勢が悪い

デスクワークやスマホを長時間使用すると、猫背やストレートネックなどの前傾姿勢になり、口元から首まで繋がっている筋肉が固まり、動かしにくい状態になります。
そのため、顔回りの筋肉に力が入りにくくなり、たるみを引き起こし、マリオネットラインができやすくなります。

◎噛み合わせが悪い

歯の噛み合わせが悪いと口周りの筋肉がバランスよく使われず頬の左右に差が出て、たるみやすくなりマリオネットラインを引き起こす原因になります。
食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまう人は、口周りの筋肉が衰えやすいので噛むように心がけてください。

マリオネットラインを防ぐためにできること

◎表情豊かに過ごす

表情の乏しい人は年齢と共に表情筋が硬直して衰えやすくなり、口角も下がりやすくなります。
できるだけ口角が下がらないように意識し、日頃から口角を上げるような表情をつくることが大切です。
鏡を見ながら、口角が上がっているか常に確認することを習慣にするのも良い方法です。

◎癖を直す

頬杖をつく癖のある人は、頬の筋肉の左右どちらかに力が加わるため、筋肉のバランスが偏っている可能性があります。
さらに、頭の重みを手の平だけで支えるため自然と姿勢も悪くなっている可能性があるので、姿勢を正すなど意識して癖を見直してください。

◎乾燥と紫外線対策

口元周りの皮膚は薄くて乾燥しやすい場所と言われています。
お肌が乾燥してうるおいがなくなると、ハリや弾力が失われシワやたるみが起こりやすくなり、マリオネットラインへと移行していく可能性があります。
化粧水とクリームで保湿をしっかり行ない、お肌の乾燥を防いでください。
また、紫外線の影響でお肌内部のコラーゲンが減少し、お肌のハリが失われ、シミだけでなくシワがさらに目立ってしまいます。
一年を通して紫外線対策することをおすすめします。

マリオネットラインができるのは、加齢によってお肌がたるむことが主な原因ですが、若くてもマリオネットラインができてしまう方もいます。
年齢を重ねても若々しくいられるように、普段から笑顔で過ごすことを心がけてください。
口角に関するブログ「口角を上げて笑顔に」「口角を上げる生活習慣」がございます。
対策などを記載しておりますので、参考にご覧ください。

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