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086:美肌につながる足湯の力

■気軽にできる足湯

足湯は、温泉やサウナと違い衣服を着用したままお湯に足を浸けるだけで、気軽にできるシンプルな入浴方法です。
「第二の心臓」とも言われる足を温めることで、美容と健康に良い効果があるそうです。

◎保湿

足湯に浸かることで角質が柔らかくなり、お肌に水分が保たれやすくなります。
保湿効果が高まりお肌の乾燥やシワを防いでくれます。

◎血行促進

足湯で足が温まると、全身の血行が促進されてお肌に酸素や栄養が行き渡り、くすみやクマの改善にもなるそうです。
また、代謝もあがるので老廃物がスムーズに排出され、ニキビや吹き出物などのお肌トラブルを防ぐことにもつながります。

◎冷え性やむくみの改善

足は心臓から遠く低い位置にあるため、季節に関係なく冷えやすい部位です。
ゆっくり足湯に浸かることで足先の血管が拡張し、温まった血液が全身をめぐることにより、冷えの改善やむくみが軽減されると言われています。

◎良質な睡眠

足湯には、足だけでなく全身を温めてリラックスさせる効果があるそうです。
足湯をした後2時間くらいで体温が下がり始め、寝付きやすくなると言われていますので、就寝の2時間くらい前までに足湯をすることで良質な睡眠につながります。
また睡眠中には、お肌の新陳代謝を促し細胞のダメージを修復してくれる働きがあり、ハリやうるおいのあるお肌を保つためには欠かせない成長ホルモンが分泌されています。
睡眠と成長ホルモンの関係については、「睡眠と美肌の関係」をご覧ください。

足湯に最適なお湯の温度は、38〜42℃の少し温かく感じるくらいが良いそうです。
足を浸ける時間は、全身が温まる15〜20分くらいが良いと言われています。
長い時間浸かると発汗エネルギーを使いすぎ、疲労を高めてしまう場合がありますので注意が必要です。
また、気付かないうちに身体の中から水分が失われてしまいますので、水分補給を忘れずにしてください。
足湯後のお肌は、汚れと一緒に皮脂も落ちているため、とても乾燥しやすい状態です。
乾燥からお肌を守るために、できるだけ早く保湿をしてください。
特に乾燥しやすい膝やかかとにはクリームなどを軽くすりこむように馴染ませ、靴下をはくなどの対策をすることも大切です。

足湯は、読書や音楽を聞いたり、テレビを見るなどリラックスしながらできる入浴方法です。
日々の生活に足湯を取り入れて、うるおいのあるお肌を目指してください。

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