■体内時計とお肌の関係
体内時計は脳をはじめとして、皮膚などの身体のあらゆる組織や細胞に存在しているそうで、お肌の水分量を調整して美肌に導いたり、健康的な身体を維持する役割を果たしてくれていると言われています。
また、私たちの身体は体内時計の働きによって朝に起床し、夜に眠るという体内リズムになっていて、就寝中に分泌されるメラトニンは、お肌や身体を休ませ、体内リズムをコントロールしてくれているそうです。
不規則な生活などが原因で体内時計が乱れると、お肌の乾燥や肌荒れの原因になる場合もあります。
体内時計が乱れる原因
◎不規則な生活
起床時間や就寝時間が決まっていない場合や、朝に食事を摂らなかったり、夜遅くに食事をするなどで生活が不規則になると体内時計が乱れやすくなると言われています。
◎テレビやスマホなどからのブルーライト
夜にテレビやスマホなどから発せられるブルーライトを浴びることで身体が朝の光と勘違いしてしまい、体内時計が乱れることもあるそうです。
ブルーライトがお肌に与える影響については「ブルーライトにご注意を」をご覧ください。
体内時計の整え方
◎規則正しい生活
起床直後に太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、正しい体内リズムを維持することに繋がると言われています。
できるだけ毎朝決まった時間に起床し、朝食を摂る、スキンケアをするという流れを習慣づけることで、身体やお肌が目覚めて体内リズムが整うとされています。
朝は何かとバタバタして忙しい時間帯ですが、なるべく起床後1時間以内に朝食を摂るのが良いと言われています。
◎運動する
朝に運動することで体内時計をリセットする効果があると言われるため、できれば朝食後の1時間以内に軽めの運動やストレッチをすることがおすすめだそうです。
また、就寝前の運動は体温が上がり目が覚めてしまうことがあるため、夜に運動する場合は就寝の1~2時間前に済ませることが効果的と言われています。
◎就寝前はテレビやスマホは避ける
テレビやスマホから発せられるブルーライトなどの強い光の刺激を受けることで、メラトニンの分泌を妨げるため、就寝前はできるだけ避けることをおすすめいたします。
体内時計にあったスキンケア方法
なるべく同じ時間にスキンケアをすることが大切です。
◎朝
日中のお肌は、外部からの様々な刺激にさらされる機会が多く、お肌をバリアする働きが活発になると言われています。
お肌を保護するためにも、しっかりと保湿して日焼け止めを塗ることをおすすめいたします。
◎夜
夜のお肌は、新陳代謝を促してダメージを修復する働きが活発になると言われています。
新陳代謝がスムーズに行なわれるよう、化粧水でお肌に水分を与えて、水分の蒸発を防ぐためにクリームを塗り、お肌のうるおいを保つようにします。
美肌を目指すには、体内時計を整えるために規則正しい生活を心がけてください。