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088:春野菜に秘められた美容効果

■旬の野菜には必要な栄養素が豊富

旬の野菜は美味しいだけでなく、その時期に必要となる栄養素が豊富に含まれているそうです。
寒い冬は代謝が下がり、汗をあまりかかなくなるため、身体に老廃物が溜まりやすくなると言われています。
春野菜の特徴の一つとして、苦味を感じる野菜がありますが、この苦味は植物性アルカロイドという成分によるものだそうで、老廃物を体外に排出する働きや新陳代謝をアップする働きがあると言われます。

◎アスパラガス

穂先の部分に含まれるアスパラギン酸はアミノ酸の一種で、エネルギーの代謝を高め疲労回復効果があると言われます。
また、アスパラガスには抗酸化作用があるビタミンC、ビタミンE、βカロテンが含まれているため、老化の原因となる活性酸素の働きを抑制し、シミ、シワ、たるみ、くすみなどのお肌トラブルを防いで、健やかなお肌を維持することにつながります。
電子レンジで調理することで水溶性の成分であるビタミンCやルチンなどの栄養素が溶けにくくなるため、栄養素を余すことなく摂取することができるそうです。

◎新玉ねぎ

柔らかくてみずみずしく玉ねぎ特有の辛味も少ないため、生食にも向いている新玉ねぎ。
玉ねぎに含まれるケルセチンという成分には抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素からお肌を守ってくれるほか、血流を良くする働きがあるため、必要な栄養素や酸素が細胞に行き渡り、健やかなお肌へとつながります。

◎菜の花

菜の花は、抗酸化作用があるビタミンCやβカロテンを豊富に含んでおり、皮膚の健康維持に効果が期待できます。
また、丈夫な骨を維持してくれるカルシウムも豊富に含んでいます。
βカロテンは油に溶ける性質があるため、オリーブオイルやベーコンと炒めると栄養素を効率よく摂取することができるそうです。

◎たけのこ

たけのこは、野菜の中ではタンパク質が多いのが特徴で、むくみの原因となる塩分の排出を促してくれるカリウムや、健康的な皮膚や髪を維持するために必要な栄養素と言われる亜鉛などのミネラル類のほか、便秘解消に効果があるとされる食物繊維も豊富に含んでいます。

◎えんどう豆

えんどう豆は、ビタミンB群が豊富で、ビタミンB1にはエネルギー生成をサポートする働きがあるため、疲労回復効果があると言われています。
また、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えたり、お肌にハリや弾力を与えてくれるコラーゲンを生成するために必要な成分と言われるビタミンCが豊富なため、美肌効果や美白効果が期待できます。

美容効果や疲労回復効果が期待できる春野菜を積極的に摂取していただき、疲れに負けない美しいお肌と身体を目指してください。
冬野菜の美容効果については「冬野菜が持つ美容効果」に記載していますので、併せてご覧ください。

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