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032:インナードライ肌の原因と対策

■お肌はべたつくのにインナードライ肌?

インナードライ肌は、お肌の表面はべたついているのに、内側は乾燥している状態のことです。

インナードライのお肌の特徴は、「ファンデーションのノリが悪い」「目元や口まわりは乾燥するけど、Tゾーンなど部分的にテカる」「洗顔後にお肌が突っ張る感じがする」「夕方になるとメイクが崩れやすい」などです。
お肌の表面上はうるおっているのに、気付かないうちにインナードライ肌になっていることがあります。

原因

◎乾燥

高温と高湿度の季節や、冬の空気が乾燥した季節はお肌の水分を奪い、乾燥を引き起こしやすくなります。
室内で快適に過ごすために欠かせないエアコンの風も直接当たると、お肌の水分が蒸発し乾燥してしまいます。
疲れやストレス、睡眠不足も、血液の循環が乱れ、それに伴ってお肌の皮脂量・水分量が減少し、乾燥してしまいます。

◎洗顔

テカリやニキビが気になるからと、つい洗顔やクレンジングを念入りにする人も多いと思います。
長く洗うとお肌に負担をかけ必要な皮脂をとってしまい、お肌のうるおいが不足するので洗いすぎるのもよくありません。

対策

1)生活習慣を見直す

バランスの良い食生活を心がけ、適度に運動をするようにしてください。
運動の習慣がない方は、軽いウォーキングから始めてみるのも良いかと思います。
睡眠は、眠りに入ってから約3時間後は最も成長ホルモンが分泌されるので、この時間帯に熟睡することがお肌のターンオーバーを促し、お肌トラブルを防ぐことに繋がりますので、しっかりとるようにしてください。

2)スキンケアをする

クレンジングは、汚れと一緒に皮脂も洗い流します。
必要な皮脂まで洗い流さないように、洗浄力の強すぎないクレンジングを使うようにしてください。
洗顔するときは、たっぷりの泡でお肌を直接こすらないようにやさしく洗うことを意識してみてください。
お肌の内部が乾燥している場合は、化粧水やクリームでしっかりと保湿することが重要です。
乾燥が気になる部分には、重ね付けすることをおすすめします。
化粧水だけだと水分が蒸発してしまうため、クリームを塗るのも忘れてはいけません。
クリームを塗ることによって、水分と油分のバランスを整えながらうるおいを閉じ込めることができます。

生活習慣を見直して、水分と油分のバランスがとれた健やかなお肌を目指すためには適切なケアを取り入れることがおすすめですが、それでもお肌が改善されない場合は、皮膚科専門医等へご相談されることをおすすめします。

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