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012:化粧品の保管方法

■化粧品は冷蔵庫に保管しても大丈夫?

化粧品は、どのように保管するのがいいか気になる方もいらっしゃるかと思います。
なかには、「冷蔵庫で保管しても良いですか?」とご質問いただくこともありますが、冷蔵庫内での保管については、化粧品が直接冷えすぎたり、出し入れによって温度が上下することで化粧品の品質低下の原因になる場合があります。

また、クリームや乳液は冷蔵庫で長く保管すると分離する可能性があります。
化粧品の多くは常温で保管するのが推奨されていますので、冷蔵庫での保管はされないようお願いします。
※化粧品のなかには、冷蔵庫の保管が推奨されている商品もあります。
その場合は、保管方法を確認し指示に従って保管してください。

化粧品の保管方法

1)直射日光の当たらない涼しい場所に保管

直射日光が当たる場所で保管すると温度差が激しくなるため、化粧品の成分が分解することがあり、脂質や油分が多い商品は、酸化しやすく品質が低下する場合があります。
必ず直射日光をさけ、日かげで保管するようにしてください。

2)多湿に注意

湿度が多い洗面所やお風呂場に化粧品を置きっぱなしにすると、湿気で容器がカビたり品質が低下する可能性がありますので、保管場所には適していません。
商品に保管方法が記載されている場合もありますので、必ず内容を確認し、指示に従うことが重要です。

3)しっかりフタを閉める

化粧品を使用する前は、手や顔を清潔に保つように心がけ、細菌や微生物の混入を防ぐため使用後はしっかりとキャップを閉めるなどして密封してください。
開封後の化粧品は空気に触れるため、フタをしっかり閉めていないと酸化が進んでしまいます。
急いでいるときでもフタは開けたままにせず、必ず閉めるようにしてください。

間違った化粧品の保管方法で、化粧品本来の良さが失われるだけでなく、お肌トラブルの原因になる場合もあるので注意が必要です。

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