■カフェインとお肌の関係
カフェインは、コーヒー豆、茶葉、カカオ等、天然の食品に含まれる成分の一つで、コーヒーや緑茶、紅茶、チョコレートなどに含まれています。
コーヒーや紅茶などを飲むことは、心身をリフレッシュさせるだけでなく、お肌にも良い効果があると言われています。
しかし、摂りすぎてしまうとお肌トラブルの原因になることがあります。
お肌へのメリット
◎ツヤのあるお肌
カフェインには血行を促進する効果があるそうです。
血流が良くなるとお肌に必要な酸素や栄養が行き渡り、新陳代謝が良くなるので、ツヤのあるお肌につながります。
◎シミやシワを防ぐ
カフェインには抗酸化作用があり、お肌の老化の原因となる活性酸素を抑える役割があるとされています。
紫外線や空気の乾燥など外部刺激からお肌を守り、シミやシワの予防につながります。
◎むくみの軽減
カフェインは利尿作用があるため、体内の余分な水分や塩分を排出しやすくなり、むくみを軽減すると言われています。
お肌へのデメリット
◎ハリや弾力不足
カフェインの摂取量が多いと、飲んだ水分以上に体内の水分が排出されてしまうため、お肌が乾燥しやすくなります。
お肌が乾燥するとうるおい成分も減少するので、ハリや弾力不足などを招く原因になります。
◎ニキビや吹き出物ができやすくなる
カフェインを多く摂取すると、コルチゾールというホルモンの分泌が増加し、皮脂の分泌も促進されます。
また、胃液の分泌を促す効果もあるため、胃が荒れてしまい、ニキビや吹き出物ができやすくなるそうです。
◎ターンオーバーの乱れ
カフェインには覚醒作用があります。
集中力を高めたり、眠気を軽減するのに役立ちますが、就寝前に摂取すると脳が覚醒して寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなることがあるそうです。
良質な睡眠が取れないと、お肌のターンオーバーが乱れやすくなり、肌荒れの原因となることがあります。
カフェインの適度な量を摂取することはお肌に良い影響を与えますが、多く摂りすぎてしまうとお肌に負担をかけてしまいます。
お肌にうるおいを与えるためには、外側からもしっかり保湿ケアをすることが大切です。
たっぷりの化粧水でお肌に水分を補い、クリームでうるおいを逃がさないようにふたをし、乾燥が気になる場合は重ね付けをしてください。
毎日のリラックスする時間にカフェインをうまく摂り入れながら、保湿ケアを徹底することで美肌効果が期待できると言われています。
カフェインの摂取量や時間帯を調整し、摂りすぎないように心がけてください。
