■様々な原因で減少するコラーゲン
コラーゲンは体をつくる栄養素であるタンパク質の一種で、お肌にハリや弾力を与えてくれます。
体内のコラーゲン量は20代頃にピークを迎え、その後は徐々に減少すると言われています。
コラーゲンの減少はお肌トラブルの原因に
コラーゲンが減少すると、弾力性や柔軟性を失って、シワやたるみなどお肌トラブルの原因になります。
加齢とともに目尻や眉間にシワができたり、口元のほうれい線が目立つようになるのも、コラーゲンの減少が関係していると言われています。
コラーゲンが減少する原因
◎加齢
年齢を重ねると、コラーゲンを生成する細胞の活動が低下します。
細胞の活動が低下することにより、もともと体内にあった既存のコラーゲンも劣化すると言われています。
◎紫外線
お肌が紫外線を繰り返し浴びると、紫外線の刺激によりコラーゲンが減少すると言われています。
◎食生活の乱れ
不規則な食事や偏った食事は、コラーゲンの生成に必要な栄養素が不足してしまいます。
日々の生活でできる対策
◎適度な運動をする
適度な運動により血流が良くなると、コラーゲンを生成する細胞が活性化し、より多くのコラーゲンを生成するようになると言われています。
◎紫外線対策をする
紫外線によるダメージを蓄積しないよう、日やけ止めを塗る、日除けアイテムを使う、紫外線の強い時間帯の外出はさけるなどの紫外線対策を行なってください。
◎バランスの良い食事を意識する
減少するコラーゲンを補うためには、日々の食事でタンパク質を摂ることが大切です。
毎回の食事でバランスの良い食事が摂れている場合、コラーゲン不足の心配はないと言われていますが、1日あたりのコラーゲン摂取量の目安は5~10gと言われていますので、鶏手羽、牛すじ、豚足、えび、カレイ、フカヒレなどコラーゲンを多く含む食品を摂ることをおすすめします。
コラーゲンを生成するために必要なビタミンC、鉄分などが含まれる食品を、同時に摂ることもおすすめします。
コラーゲンが減少することは仕方のないことかもしれませんが、毎日の生活の中で対策できることはあります。
日々の対策の積み重ねが健やかなお肌を保つことにつながります。