■プールと海水浴がお肌にあたえる影響
毎年訪れる厳しい暑さの影響によりプールや海水浴で楽しい時間を過ごされることが増えた方も多いのではないかと思います。
その一方で日焼けや紫外線よるお肌へのダメージだけでなく、プールの塩素や海水の塩分で乾燥や肌荒れなどお肌トラブルの原因になることがあると言われています。
塩素はプールの水を清潔に保つために雑菌などの消毒に使われています。
しかし塩素によって、お肌が赤くなってしまいかゆみなどの刺激を感じられる方やお肌の表面を覆う皮脂膜を取り除いてしまうためお肌を乾燥させてしまうことがあるようです。
海水の塩分も塩素の影響と同じようにお肌の表面を覆う皮脂膜を取り除いてしまうため乾燥し、かさついたりお肌が荒れてしまうことがあると言われます。
海水には微小な生物や微量の鉱物が含まれておりお肌に付着すると刺激され、かゆみや赤みなどのトラブルが起こる可能性があります。
プールの塩素と海水の塩分などからお肌を守る対策をご紹介します。
肌荒れ対策
◎ラッシュガードの利用
日焼けだけでなく、紫外線によるお肌へのダメージも気になる方はラッシュガードを活用して全身をしっかりと守ってください。
◎日焼け止め
夏の強い日差しからお肌を守るために必ず日焼け止めを使用することが大切です。
UV対策を怠らないことで日焼けやシミ、肌荒れの予防につながります。
◎シャワーで洗い流す
プールから上がった後や海水浴後は、すぐにシャワーを浴びて塩素や海水の塩分、微生物を洗い流す必要があります。
洗い流す際には、お肌への刺激を避けるためにこすらないように注意して、やさしく洗い流してください。
◎しっかり保湿ケアをする
塩素や海水の影響でお肌の必要な皮脂を取り除いてしまいますので化粧水や保湿クリームを使ってしっかりと保湿することで乾燥を防ぎうるおいを保ちます。
体全体の水分が不足するとお肌にうるおいが届かずお肌が乾燥してしまうため水分補給はこまめに行なってください。
対策をしていてもかゆみや赤みなどの症状が改善されない場合は、皮膚炎やアレルギーの可能性も考えられますので、皮膚科専門医等へご相談されることをおすすめします。