065：茶クマができる原因と対策

2023年11月28日

■目の下が茶色っぽく見える茶クマ

いくつか種類がある目の下のクマですが、目の下が茶色っぽく見えるクマは茶クマと言われています。
目尻を指で横に引っ張ったときに、色が薄くならない、茶色っぽい部分が皮膚と一緒に動く、などの場合は茶クマができている可能性があります。

茶クマは主にメラニン色素が沈着することでできると言われています。
紫外線を長時間浴びたり、強い紫外線に無防備でいると、メラニン色素が過剰に生成され沈着し、目の下が茶色く見えてしまいます。

メラニン色素とは

お肌、毛髪、瞳の色など作る色素です。
シミと直結したマイナスなイメージを持たれがちですが、紫外線を吸収し、お肌を守るという大切な役割を持っています。

目元に刺激を与えることも、メラニン色素が沈着する原因になると言われています。
目元を擦るなどの動作や洗顔、クレンジング時などの摩擦はお肌に刺激を与えることがあります。

目元は皮膚が薄く、とても乾燥しやすい場所と言われています。
乾燥すると、お肌が生まれ変わるサイクル（ターンオーバー）が乱れ、メラニン色素が沈着することに繋がります。

紫外線が強い時間帯の外出はさける、日焼け止めを塗る、日除けアイテムを使うなど、日頃から紫外線対策を行なってください。

普段から目元に刺激を与えていないか振り返っていただき、クレンジングや洗顔などを行なう際は、お肌にやさしく触れることを意識してください。
また、ごしごしと擦って目元に刺激を与えないよう注意が必要です。

目元が乾燥しないよう、保湿ケアを行なってください。
化粧水やクリームを塗布する際は、摩擦が起こらないようやさしく目元に触れるようにしてください。

茶クマは、顔色がくすんでいる印象を与えてしまいます。
目元に刺激を与えないよう意識し、紫外線対策や保湿ケアを行なうことが大切です。
また、気になる場合は美容皮膚科クリニックなどでアドバイスを受けることを検討してみてください。