■化粧水開発への道

私たちが化粧品開発に至るまでの道のりと挑戦について、連載形式で記事にしたいと思います。
私たちが化粧水づくりを始めることとなったのは、ある化粧品メーカー様のホームページ制作に携わったのがきっかけでした。
当初はサイト制作のみをお手伝いしていましたが、次第にサイト管理やコールセンターの構築まで業務が広がり、最終的には通販事業全てを任せていただくこととなりました。
お肌への疑問
コールセンターで日々、お客様からのお声を直接伺う中で、多くの方がお肌に悩みを抱えていらっしゃることを知りました。
そして「同じ年齢なのに、お肌の状態が全く違うのはなぜだろう?」「お肌トラブルが頻繁に起こる人と、ほとんどお悩みのない人の違いは何だろう?」などの疑問が次々と湧いてくるようになりました。
お肌の印象によって実際の年齢よりも若々しく見えたり、逆に年上に見られたりすることや、お肌トラブルにより外出をためらうなど生活に影響が出てしまうということを知り、お肌と化粧品の関係性にもっと深く向き合いたいと考えるようになりました。
お肌のことを知る
まず私たちが取り組んだのは「お肌について知る」という基本的なことでした。
お肌に関する専門書や美容に関する資料を集め、お肌の構造や仕組みについて学び始めたのです。
調べれば調べるほど、お肌は外部からの刺激や日々の生活習慣に大きく影響されるデリケートな存在であることが分かってきました。
特に印象的だったのは「お肌には本来、自ら健やかさと美しさを保つ力がある」ということでした。
このお肌本来の美しさを保つ力を「素肌力」と呼び、紫外線等の外部刺激や化粧品の成分など様々な要因により、この素肌力は弱くなってしまう可能性があるのだと知りました。
化粧品開発の原点
お肌に関する知識を得る中で、私たちは次第に「素肌力を支える化粧品を作りたい」という想いを強く抱くようになりました。
“自分のお肌に自信を持てるような手助けがしたい”“家族や友達に自信をもって勧められる化粧品を作りたい”という願いが、化粧品開発の原点となったのです。
次回のブログ記事では「素肌力」について詳しくご紹介します。