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110:日焼け後のお肌を助ける栄養素

■日焼けの後に必要なケア

日差しの強い季節は、紫外線対策を行なっていても、うっかり日焼けをしてしまうことがあります。
紫外線を浴びたお肌をそのままにしておくと、シミやシワ、たるみ、乾燥などを引き起こす原因となってしまいます。
紫外線によるダメージを和らげ、健やかなお肌の状態を保つためには、スキンケアだけでなく、お肌に良いとされる栄養素を積極的に摂り入れ、身体の内側からサポートすることも重要と言われています。

◎ビタミンA

皮膚や粘膜を守り、お肌を健やかに保つために欠かせない栄養素です。
紫外線でダメージを受けたお肌の修復を助け、日焼け後に乾燥しやすくなっているお肌にうるおいを与え、キメを整える働きがあるとされています。
ビタミンAは、人参や南瓜などの緑黄色野菜、チーズ、豚レバー、鶏レバー、うなぎなどに多く含まれています。

◎ビタミンC

強力な抗酸化作用があり、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えたり、お肌のくすみを予防する働きが期待できるそうです。
また、お肌にハリや弾力を与えるコラーゲンを生成するために必要な栄養素と言われています。
ビタミンCは、小松菜、パプリカ、ピーマン、ブロッコリー、モロヘイヤ、キウイフルーツなどに多く含まれています。

◎ビタミンE

抗酸化作用を持つ栄養素で、老化の原因とされる活性酸素からお肌を守り、シミやシワなどを予防する働きがあると言われています。
ビタミンEは、サーモンやマグロ、大豆、ゴマ、アボカド、ほうれん草に多く含まれています。

◎オメガ-3脂肪酸

抗炎症作用を持つ必須脂肪酸で、紫外線による炎症を抑え、お肌の健康を維持するために役立つとされています。
また、皮膚の油分を調整し水分の蒸発を防ぐことで乾燥からお肌を守ったり、血流を改善する働きがあると言われています。
全身に栄養が行き渡ることでお肌のくすみや肌荒れを予防し、体内の老廃物を排出しやすくしてくれるそうです。
オメガ-3脂肪酸は、イワシやサバなどの青魚、亜麻仁油、エゴマ油、ナッツ類に含まれています。

◎亜鉛

お肌の修復を助ける大切なミネラルで、紫外線によってダメージを受けたお肌を健やかな状態に戻すのに役立つ栄養素と言われています。
亜鉛が不足すると、お肌のターンオーバーが遅れやすくなり、肌荒れや乾燥の原因につながります。
亜鉛は、牡蠣や赤身の牛肉、甲殻類、レンズ豆やヒヨコ豆などに多く含まれています。

紫外線対策をしっかり行ないながら、日焼け後のお肌のケアと合わせて、内側からサポートする栄養素を、意識して摂取することを心がけていただき、より健やかで美しいお肌を目指してください。
日焼け後のお肌のケアについては、「日焼け後のケアで健やかなお肌へ」に記載しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

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