■日焼けをするとお肌はどうなるの?
普段から紫外線対策に気をつけていても、うっかり日焼けをしてしまうことはあるかもしれません。
日焼けとは、強い紫外線を浴び続けることでお肌が赤くなり、ヒリヒリとした痛みを伴うことや、メラニン色素が生成されることによってお肌が褐色になることを指します。
紫外線は、お肌のシミやシワ、たるみ、くすみなどの原因にもなるため、日焼け後のスキンケアが重要と言われています。
日焼け後のケア方法
1)冷やす
日焼けでお肌が赤くなったり痛みがある部分は、流水や濡れタオル、保冷剤をハンカチなどに包んで冷やします。
シャワーを使う場合は、水の勢いが強いと刺激になるため、弱い水流でやさしく当ててください。
2)保湿する
日焼け後のお肌は乾燥しやすくなります。
赤みや痛みが落ち着いたら、たっぷりの化粧水でお肌に水分を補います。
日焼け後のお肌は敏感になっているため、化粧水をやさしく丁寧になじませてください。
特に乾燥が気になる部分には、化粧水を含ませたコットンパックがおすすめです。
水分を補った後は、その水分が逃げないようにクリームでしっかり保湿します。
3)水分補給する
日焼けによって身体全体の水分が奪われやすくなるため、内部からも水分を補給することが大切です。
冷水は胃腸に負担をかけることがあるので、常温の水を少量ずつこまめに飲むようにしてください。
4)ビタミンを含む食品を食べる
日焼け後のお肌を健やかに保つためには、適切なスキンケアに加えて、体内からのケアも重要です。
特に、抗酸化作用があるビタミンAや、メラニンの生成を抑え、コラーゲンの形成をサポートし、お肌にハリや弾力を与えるビタミンC、老化の原因となる活性酸素からお肌を守るビタミンEなどの栄養素を積極的に摂ることをおすすめします。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが含まれている食べ物については「食べ物で美肌へ」をご覧ください。
5)睡眠をとる
睡眠中にお肌は再生と修復を行なうと言われています。
また、睡眠中に分泌されるホルモンには、ターンオーバーの乱れを整える働きがあるとされていますので、十分な睡眠を心がけてください。
日焼けをしてしまった後は、適切なケアを行なっていただくことが大切ですが、お肌の赤みや痛みが続いたり、日焼けがひどい場合には、皮膚科専門医等へご相談されることをおすすめします。