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091:健やかなお肌は夜の習慣から

■夜の習慣が大切な理由

健やかなお肌を保つためには、日々のスキンケアが大切ですが、夜に行なう習慣もお肌にとって重要な役割をはたしています。
特に夜は、お肌の修復や再生を促してくれる成長ホルモンがたくさん分泌される時間帯と言われていますので、一日の疲れを癒しリラックスする時間をつくるなど、毎日決まった習慣を取り入れることで、身体やお肌の調子が整いやすくなるそうです。

◎バランスのとれた食事

食事は身体の内側からお肌をケアすることにつながります。
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、必須脂肪酸などの栄養素をバランスよくとることを心がけてください。
栄養素については「食べ物で美肌へ」をご覧ください。

◎入浴

湯船に浸かることで肌表面が柔らかくなるため、古い角質がはがれやすくなりお肌の代謝がスムーズに行なわれます。
お肌の代謝が乱れると、古い角質がお肌の表面に溜まり、乾燥やくすみなどのお肌トラブルを引き起こす原因になると言われています。
また、入浴はストレスや日々の疲れを癒してくれるリラックス効果もあるそうです。

◎丁寧なスキンケア

健やかなお肌を保つためには、やさしく丁寧なスキンケアを心がけることが大切です。
洗顔料はしっかり泡立て、濃密なたっぷりの泡でお肌の上を転がすようにやさしく洗った後、ぬるま湯で洗顔料がお肌に残らないようにしっかりすすいでください。
洗顔後のお肌は乾燥しているため、すぐに保湿を行ないます。
化粧水でお肌に水分を与え、その水分が蒸発しないようにクリームの油分でしっかり蓋をして、うるおいを逃がさないようにしてください。
スキンケアについては「スキンケア基本「洗う」」「スキンケアの基本「潤す」」「スキンケアの基本「保つ」」をご覧ください。

◎適度な運動

ストレッチなどの軽い運動をすることで、血行が良くなりお肌の代謝が上がったり、ホルモンバランスが整いやすくなるそうです。
ホルモンバランスの乱れは、シミやシワ、ニキビの原因になると言われています。
また、身体の緊張がほぐれることで寝つきが良くなり良質な睡眠につながります。

◎パジャマや部屋着はお肌に負担が少ないものを着用する

私たちは、眠っている間にコップ1杯程度の汗をかくとされています。
通気性や吸水性、保湿性に優れたコットンやシルクなどの肌触りが良い天然素材を選び、ゆったりとした身体を締め付けないリラックスできるものがおすすめです。

◎睡眠

睡眠時間が不規則になったり減少すると、お肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れの原因になると言われています。
また、睡眠中に多く分泌されるメラトニンは、お肌や身体を休ませ体内リズムを調整し、成長ホルモンの分泌を助ける働きがあるとされていますので、できるだけ決まった時間に眠ることを心がけてください。

ぜひ、夜の習慣を取り入れていただき、健やかでゆるぎのないお肌を目指してください。

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