■お肌が黒ずむ原因
黒っぽい色が残ってしまい、お肌が黒ずんでしまう色素沈着。
色素沈着は多くの人が悩むお肌トラブルの一つで、主な原因はメラニンの過剰分泌と言われています。
原因
◎紫外線
紫外線によるダメージは色素沈着の大きな原因の一つです。
紫外線がお肌の内部に浸透すると、お肌に大きなダメージを与えてしまいます。
そのダメージからお肌を守るためにメラニンが生成されます。
◎摩擦
目をこする、鼻をかむといった日常的な動作、マスクの着用などによる摩擦は、お肌に刺激を与えます。
お肌に刺激を与えることは、メラニンの生成につながります。
◎乾燥
お肌が乾燥すると、お肌が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)が乱れます。
ターンオーバーが乱れると、生成されたメラニンがうまく排出されずにお肌に残り、色素沈着につながってしまいます。
◎食生活や睡眠環境
食生活が偏っているとお肌に栄養が行き渡らず、ターンオーバーが乱れメラニンを排出しにくくなってしまいます。
また、睡眠不足は成長ホルモンの分泌が減少し、ターンオーバーの乱れにつながります。
お肌と食べ物については「食事と美肌の関係」、お肌と成長ホルモンの関係については「睡眠と美肌の関係」をご覧ください。
対策
◎紫外線対策をする
日やけ止めを塗る、日除けアイテムを使う、紫外線の強い時間帯は外出を避けるなど、紫外線によるダメージが蓄積しないよう紫外線対策を行なってください。
紫外線対策については「紫外線対策」をご覧ください。
◎保湿を徹底する
お肌が乾燥しないよう、十分な保湿ケアを心がけてください。
洗顔後やお肌が乾燥していると感じるときには、化粧水やクリームでしっかりとお肌を保湿してください。
◎食生活や睡眠環境を整える
食事の際は栄養バランスのとれたメニューにする、メラニンの生成を抑える働きがあると言われているビタミンCを摂取するなど、体の内側からお肌をケアすることを意識してください。
また、睡眠不足にならないよう、しっかりと睡眠時間を確保することも大切です。
色素沈着にはお肌のケアを継続して行なうことが大切ですが、気になる場合は美容皮膚科クリニックなどへ相談してみてください。