🍀部位 📚全記事

076:爪が乾燥する原因とケア方法

■爪を乾燥から守るためには

乾燥と聞くとお肌の乾燥と思われがちですが、爪も乾燥するようです。
爪には水分が含まれており、水分が失われると爪が乾燥して割れたり、二枚爪やささくれなどできてしまうことがあります。
うるおいのある爪を保つためには、乾燥しないようこまめな保湿ケアが重要です。

◎食器洗いや手洗い

洗剤や石鹸には、さまざまな洗浄成分が含まれています。
この洗浄成分は、汚れなどを落とす一方で、お肌や爪のうるおいを保つのに必要な水分や皮脂を奪ってしまい、乾燥しやすくなります。

◎紫外線

爪がお肌のように日焼けをすることはありませんが、毎日紫外線を浴びることでダメージを受け、爪のうるおいを奪って乾燥を引き起こす原因になります。

◎栄養不足

食事制限などの過度のダイエットで栄養不足に陥ると、爪のうるおいが失われて乾燥しやすくなってしまいます。

◎保湿

ネイルオイルやハンドクリームで爪の保湿をすることが大切です。
ネイルオイルは爪や指先の保湿ケアなどに使われるオイルとなり、ご使用方法としては爪の生え際にネイルオイルを乗せ、爪とその周りをマッサージするように塗りこみます。
ハンドクリームは、手の平や甲だけでなく指や爪にもしっかり塗りこんでください。
併用する場合は、ネイルオイルを塗った後にハンドクリームをお使いください。

◎マッサージ

外側から保湿するだけでなく手のマッサージをすることも効果的です。
マッサージすることで爪の末端まで血行が良くなるので、爪の乾燥を防ぎ保湿につながります。
また、爪だけでなく手全体をマッサージすると、血流がさらに良くなります。

◎手袋を着用

家事で洗剤を使用する場合は、ゴム手袋を着用することで爪の乾燥を防ぐことができます。
外出時にはUV効果のある手袋を活用し、紫外線対策をしてください。
手荒れや乾燥が気になる場合は、寝る前にハンドクリームなどでケアした後、爪への刺激が少ないコットンやシルクの手袋をして眠るのもおすすめです。

マニキュアをされる方は、除光液やエナメルリムーバーなど使われるかと思います。
除光液やエナメルリムーバーには、油脂を溶かす性質を持つアセトンが含まれているものがあり、使用すると爪の油分も失われ乾燥させてしまいます。
ノンアセトンのものを使うようにすると、爪の乾燥を防ぐことができます。

爪は意外と乾燥しやすいパーツとなり、日ごろの乾燥対策が重要となります。
爪の先まで気を配り乾燥を防ぐこまめなケアを心がけて、健康的で美しい爪を目指してください。
二枚爪、割れる、ささくれ以外に、⽖の色が変わっていたり、爪の形が変形してるなどは⽖の病気の可能性も考えられます。
ささくれが炎症して痛かったり、爪に違和感があり気になる場合は、皮膚科専門医等へご相談されることをおすすめします。

-🍀部位, 📚全記事