■ストレスとは?
ストレスは、外部からの刺激によって生体に歪みが生じた状態のことを言うそうです。
長期間にわたる慢性的なストレスや過度なストレスは、身体や心に影響を与え、お肌の不調を招くこともあります。
ストレスがお肌に与える影響
◎乾燥や肌荒れ
強いストレスがかかると、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くできなくなり、交感神経が活発になると言われています。
交感神経が活発になることで、血液の循環が滞って免疫機能が低下し、お肌に必要な栄養が行き渡らず、老廃物がスムーズに排出されなくなり、お肌の乾燥や肌荒れに繋がります。
交感神経と副交感神経の説明は「サ活でうるおいのあるお肌に」に記載しているのでご覧ください。
◎ニキビ
ストレスを感じると身体のホルモンバランスが崩れ、皮脂の分泌が促されることで、皮脂過多による毛穴の詰まりやべたつきなどにより、ニキビができやすくなります。
◎シミ、シワ
ストレスによって、お肌のターンオーバーが乱れると、排出されるはずのメラニンが蓄積されて、シミやシワの原因になります。
肌荒れ対策
◎生活習慣の改善
規則正しい生活と十分な睡眠をとることで、肌荒れを防ぐことができます。
食生活の乱れも肌荒れの原因になることがあるので、栄養バランスの良い食事を心がけてください。
◎血行促進
血行不良になると身体に必要な栄養素や酸素が細胞に届けられなくなり、新陳代謝が悪くなってお肌がくすんだりします。
ウォーキングやジョギングをしたり、温かい飲み物を飲んだりするなど身体の中から温めることで血管を広げ血流を良くするようにしてください。
血流が良くなると身体の代謝も上がり、お肌の血行も良くなります。
◎スキンケア
お肌が荒れている時は、いつも行なっているスキンケアでも刺激を感じてしまうことがあります。
そのため、できる限りお肌への刺激が少ないスキンケアを心がけ、お肌をやさしくいたわってあげてください。
洗顔する時は、お肌をこすらないようにやさしく洗います。
洗顔後は化粧水を手のひらでやさしく包み込むようにハンドプレスし、お肌になじませてください。
補った水分を逃がさないようクリームでお肌をしっかりと保湿してください。
忙しい毎日を送っている方などは、自分自身のストレスを軽減するための方法を見つけておくことも大事です。
解消方法は人それぞれですが、気分が晴れることを見つけて心の健康を保ちながら、健やかなお肌を目指してください。