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064:唇が黒ずむ原因と予防

■唇の色で与える印象

健康的な唇は、自然なピンク色で明るい印象を与えますが、唇が黒ずんでいると、老け顔や不健康そうに見えてしまい、マイナスの印象を与えてしまいます。

唇が黒ずんでしまう原因

◎乾燥

唇の皮膚は薄いため乾燥しやすく、すぐに皮がむけしてしまい透明感が失われ黒ずんでしまいます。
また、唇を舐めると唾液と一緒に、唇の必要な水分も蒸発してしまうので、ますます乾燥することになります。

◎摩擦

唇は呼吸をしたり、飲食をする器官でもあるため、色々なものに触れることが多く、飲食の後に唇を強い力で拭くことや、無意識に唇を舐めたり、噛むことによって摩擦が生じ、色素沈着につながり黒ずんで見えてしまいます。

◎日焼け

唇は、皮膚が薄いため紫外線によるダメージを受けやすくなりますので、唇もお肌と同じように日焼けをします。

◎血行不良

体調不良や貧血などの場合、血液の流れが滞ります。
血液の流れが滞ると血行不良になり、くすんで見えてしまいます。
また、タバコを吸っている方も、ニコチンで毛細血管が収縮しますので、血行不良になり黒ずみが起こりやすいと言われています。

唇の黒ずみを予防するには?

◎保湿をする

リップクリームなどでしっかり保湿することが大切です。
唇には縦にしわが入っていますので、リップクリームを塗るときは、唇の縦じわを埋めるように縦方向に塗るのがポイントです。
ただし、塗りすぎると摩擦を与えることになりますので、注意してください。

◎日焼け対策

UVカット機能のリップクリームがありますので、唇が日焼けしないように紫外線対策を行なってください。

◎水分補給

唇は体内の水分も重要になり、水分不足になると唇が乾燥します。
意識的して水分を補給し、唇の乾燥を防いでください。

◎血行促進

唇をマッサージすることで血行が促進されます。
摩擦を与えないよう、リップクリームなどを塗ってから行なってください。

唇のマッサージ方法

  1. 上唇の中央から口角に向けて薬指の腹でくるくる円を描くようにマッサージする
  2. 下唇も上唇と同様にマッサージする
  3. 唇全体を指の腹で軽くタッピング(叩く)する
    ※強い力でタッピングをすると刺激になりますので、優しくタッピングしてください。

1から3を5回ほど行ない、唇が荒れていたり乾燥がひどい場合は、「3」を省いてください。

◎スクラブで角質を落とす

リップスクラブで古い角質を落とすことによって、後から塗るリップクリームが角質層まで浸透しやすくなります。
リップスクラブを使いすぎると、健康な角質まで取り除いてしまうため、週1回の使用をおすすめいたします。
※唇が荒れていたりする場合などは、症状を悪化させる可能性もございますので、ご使用を控えてください。

お肌だけでなく唇のケアも忘れずに丁寧に行ない、健康的で自然なピンク色の唇を目指してください。
唇に関するブログ「唇には保湿が大切」にて、乾燥を招く原因や対策などを記載しております。

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