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062:乾燥しやすいUゾーンのケア

■Uゾーンが肌荒れしやすいのは

Uゾーンとは、目尻から頬、あごや口周りのフェイスライン部分を指します。
Uゾーンは、皮脂腺が少なく皮脂分泌も少ないため、顔のほかの部位に比べて乾燥しやすくなっています。
また、髪の毛や寝具、アクセサリーなどが擦れておこる外部刺激の他に、ストレスやホルモンバランス、食生活の乱れなど生活習慣が原因で肌荒れを起こすこともあります。
顔の部位によって肌質が異なりますので、それぞれの肌質にあったスキンケアを行なうことや、身体の内側を整えるインナーケアが健やかなお肌を保つためには大切です。

Uゾーンのスキンケア

◎丁寧に洗顔する

毛穴に溜まった汚れや肌表面の古い角質を取り除くことが、健やかなお肌をつくることにつながります。
洗顔料はしっかり泡立てて、キメの細かい弾力のある泡をつくり、お肌の上を転がすようにやさしく洗ってください。
フェイスラインはすすぎ残しが多い部分になりますので、洗顔料が残らないようぬるま湯で丁寧に洗い流してください。

◎しっかり保湿を行なう

洗顔後のお肌は、肌表面の水分が蒸散しやすくなっていますので、お肌についた水分をタオルで丁寧に吸い取ったらすぐに、たっぷりの化粧水でお肌に水分を補ってください。
化粧水は手の温度で温めながら、やさしくお顔を包み込むようにハンドプレスし、顔全体にゆっくりなじませることでお肌が柔らかくなります。
その後、うるおいを逃がさないようにクリームでしっかり保湿してください。

インナーケア

◎こまめな水分補給

体内の水分が不足すると、お肌も乾燥しやすくなってしまいます。
のどが渇いたと感じたときは水分不足になっていますので、のどが渇く前に水分を補給するように心がけてください。
水分補給をする場合は、身体の冷えによる代謝の低下を避けるために、常温や温かい飲み物をこまめに少しずつ補給するのがおすすめです。
カフェインが含まれた飲み物は、利尿作用があるため、摂り過ぎないようにしてください。

◎栄養バランスを意識した食事

栄養不足や偏った食事にならないよう普段から栄養バランスを考えた食事を摂ることが大切です。
健やかなお肌をつくるための良質なたんぱく質や、お肌の代謝を促してくれるビタミンやミネラル、便通を整えてくれる食物繊維などを意識して摂取してください。
皮脂の増加につながる脂肪や糖質の多い食べ物は摂り過ぎないよう注意が必要です。

◎良質な睡眠

身体は夜寝ている間に分泌される成長ホルモンによって、細胞の修復がされています。
夜更かしや睡眠不足が続くと、お肌のターンオーバーのサイクルやホルモンバランス、自立神経が乱れやすくなります。
良質な睡眠をとることで、生活のリズムが整いやすくなり、体内のホルモンのバランスも保たれやすくなりますので、毎日決まった時間に就寝できるよう習慣を見直し、毎日6~8時間の質の良い睡眠を取ることを心がけてください。

Uゾーンは乾燥しやすい部位になりますので、外側からのスキンケアに加え、内側からのケアも少し意識していただき、健やかなうるおいのあるお肌を目指してください。

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