■寝ている間も乾燥するの?
人は寝ている間に多くの汗をかき、身体から失われる水分は、約500ml以上、多い時には1リットルと言われています。
朝起きたらお肌が突っ張る感じがしたり、喉が渇いているなどの経験をした方も多いかと思います。
このような身体の水分不足を防ぎ、うるおいのあるお肌を保つために、寝る前や寝ている間にできる乾燥対策をご紹介します。
乾燥対策
◎水分補給をする
寝る前に水分を摂っておくと、体内の水分不足とお肌の乾燥を防ぐことができます。
この時、水分を摂り過ぎてしまうと、むくみの原因にもなるので、コップ1杯程度の水を飲む習慣をつけると良いと言われています。
身体を冷やさないために、白湯やお湯を飲むようにしてください。
アルコールやカフェインは利尿作用があり、頻繁にトイレに行きたくなったり、体内の水分が失われやすくなるので、寝る前は摂取しないようにしてください。
- 白湯は、水を沸騰させ続けて不純物を取り除き、飲みやすい温度に冷ましたものです。
- お湯は、水を沸騰させずに40度以上に温めたものになり、不純物が含まれています。
◎加湿器を使用する
部屋が乾燥していると、寝ている間にお肌もどんどん乾燥してしまいます。
加湿器を使うことで、のどやお肌の乾燥を防ぐ効果があります。
良い睡眠を保つために、湿度は50%くらいに保つことがポイントです。
◎観葉植物を置く
観葉植物は「天然の加湿器」と言われるように、置くだけで室内の湿度が上昇するとされています。
加湿器ほどの大きな効果はありませんが、乾燥対策の一つになります。
◎マスクを着用する
マスクをして寝ると、息でマスク内が保湿されるため、唇やお肌の湿度が高くなり、うるおった状態を保つことができます。
ただし、肌触りの悪いマスクだと摩擦によってお肌にダメージを与えてしまうので、できるだけお肌に負担の少ないマスクを着用してください。
◎保湿ケアをする
保湿ケアといえば、朝の洗顔後や夜の入浴後に行なうのが一般的ですが、寝る直前にもう一度クリームを塗って保湿をすることで、寝ている間の乾燥を防ぐことができます。
また、シートマスクなど保湿力の高いアイテムをプラスすると、よりうるおいを保ちやすくなります。
シートマスクを使用する場合は、各商品に記載されている使用方法を守りながら使うようにしてください。
乾燥はお肌の大敵です。
翌朝、しっとりとうるおいのある美肌へ導くために夜の乾燥対策をしっかりするよう心がけてみてください。