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047:体の内側からお肌にうるおいを

■水とお肌の関係

年齢、生活環境、気候などにもよりますが、人は1日に約2~2.5Lの水分を失っていると言われています。
体内の水分が不足すると、血行が悪くなり、乾燥やシワなどお肌トラブルの原因になることがあります。

水を飲むとお肌はどうなる?

水を飲むと血行が良くなりますので、栄養や酸素がお肌に行き渡り、健やかなお肌を保つことにつながります。
また、お肌のうるおいを保ち、乾燥やシワなどのお肌トラブルを防ぎます。

水を飲む量とタイミング

年齢や体重により異なりますが、体に必要な水分量は、体重1kgにつき30~40ml程度と言われています。
体が一度に吸収できる水分量は200~250mlと言われていますので、コップ一杯程度の水を、1日6~8回に分けて飲むのが良いかと思います。
なお、朝起きてすぐに水を飲むと、就寝中に失った水分を補うことができ、胃腸の働きが活発になります。
また、入浴の前後に水を飲むと、入浴中の発汗を促し、入浴後は失われた水分を補給することができます。

水を飲む時に注意したいこと

冷たすぎる水は内臓を冷やし、むくみの原因になることがあります。
また、お茶やコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、逆効果になることがあるので、常温の水を飲むことをおすすめします。
過剰な水分摂取は体内の電解質バランスを崩し、水中毒の症状がでることがあるので、適切な量を飲むようにしてください。

電解質とは

体の水分にはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、クロールなどの電解質が含まれています。
電解質は細胞の浸透圧を調節したり、細胞の働きに関わるなど、体にとって重要な役割を果たしています。

水中毒とは

大量の水を飲むことにより、血液中の塩分濃度(ナトリウム)が急激に低下し、症状が出ると言われています。
主な初期症状として、めまい、頭痛、多尿、頻尿、下痢などがあります。

年齢が進むにつれて、体内の水分量は減少すると言われています。
化粧水やクリームの基本的なスキンケアと並行して、普段から水を飲むことを意識し、体の内側からもお肌にうるおいを与えることが大切です。

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