■水とお肌の関係
年齢、生活環境、気候などにもよりますが、人は1日に約2~2.5Lの水分を失っていると言われています。
体内の水分が不足すると、血行が悪くなり、乾燥やシワなどお肌トラブルの原因になることがあります。
水を飲むとお肌はどうなる?
水を飲むと血行が良くなりますので、栄養や酸素がお肌に行き渡り、健やかなお肌を保つことにつながります。
また、お肌のうるおいを保ち、乾燥やシワなどのお肌トラブルを防ぎます。
水を飲む量とタイミング
年齢や体重により異なりますが、体に必要な水分量は、体重1kgにつき30~40ml程度と言われています。
体が一度に吸収できる水分量は200~250mlと言われていますので、コップ一杯程度の水を、1日6~8回に分けて飲むのが良いかと思います。
なお、朝起きてすぐに水を飲むと、就寝中に失った水分を補うことができ、胃腸の働きが活発になります。
また、入浴の前後に水を飲むと、入浴中の発汗を促し、入浴後は失われた水分を補給することができます。
水を飲む時に注意したいこと
冷たすぎる水は内臓を冷やし、むくみの原因になることがあります。
また、お茶やコーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、逆効果になることがあるので、常温の水を飲むことをおすすめします。
過剰な水分摂取は体内の電解質バランスを崩し、水中毒の症状がでることがあるので、適切な量を飲むようにしてください。
電解質とは
水中毒とは
大量の水を飲むことにより、血液中の塩分濃度(ナトリウム)が急激に低下し、症状が出ると言われています。
主な初期症状として、めまい、頭痛、多尿、頻尿、下痢などがあります。
年齢が進むにつれて、体内の水分量は減少すると言われています。
化粧水やクリームの基本的なスキンケアと並行して、普段から水を飲むことを意識し、体の内側からもお肌にうるおいを与えることが大切です。