■習慣を見直し眉間のしわを予防
目の周りは人からの視線が集まりやすいところになるため、眉間にしわがあると目立ってしまいます。
眉間にしわがあると実年齢より老けて見られたり、不機嫌に思われてしまうことがあり、マイナスの印象を与えてしまいます。
無意識に行なっている習慣などが原因で、眉間にしわができてしまうことがあります。
眉間にしわができる原因や日常生活で気をつけたいポイント、ケアの方法を知っていただくことが予防にもつながります。
眉間のしわができる原因
◎表情の癖
眉間にしわができる主な原因に表情の癖があります。
眉間は目の近い位置にあるため、表情の動きにあわせて筋肉をよく動かしている部分になり、表情じわができやすい部位になります。
考えごとをしている時やストレスを感じている時などは、無意識のうちに眉に力が入り、眉間にしわをよせていることがあります。
パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ている時も、目の疲れから眉間の周りの筋肉が緊張してこわばり、眉間にしわをよせてしまいます。
また、小さな文字や遠くの物が見づらい時に、目を細めて見てしまうことがありますが、目を細める際に筋肉が動き、自然と眉間に縦じわができてしまいます。
このような日常の何気ない習慣が、繰り返されることで、眉間にしわを定着させてしまっています。
◎乾燥
眉間は、皮脂が多いと言われるTゾーンにありますが、皮膚は薄く、皮脂の分泌バランスが崩れやすい部位になり、角質の水分を保持する力も低いため、乾燥しやすくなります。
乾燥でお肌のキメが乱れてしまうことで小じわが目立ってしまうこともあります。
眉間のしわを予防する
◎習慣を見直す
眉間のしわの予防には、表情の癖を直すことが大切です。
表情の癖を直すのは難しいですが、眉間にしわがよっていないか、少し意識するようにしてみてください。
長時間パソコンやスマートフォンを使用する際も、1時間に1回程度、画面から目線を外し遠くの景色を眺めたりして、疲れ目を癒すようにしてください。
また、目を細めて見ようとされる方は、視力が低下して見えずらくなっている可能性もありますので、ご自身にあったメガネやコンタクトを利用するなどの対策をしてください。
◎保湿
眉間の皮膚はとても薄く乾燥しやすいため、洗顔や入浴後は、たっぷり化粧水を付けて乾燥を防いでください。
お肌に刺激を与えないよう、こすらず眉間に優しく押し当てるよう化粧水を付けます。
乾燥が気になる場合は重ね付けをしたり、コットンに化粧水を含ませてコットンパックをするのもおすすめです。
化粧水の後は水分を逃がさないようにクリームで保湿してください。
眉間は日頃のケアがおろそかになりがちな部位ですので、少し意識して丁寧なスキンケアを行なっていただき、眉間にしわをよせないように心がけてください。
セルフケアをしていても眉間のしわが気になる場合は、美容皮膚科クリニックでアドバイスを受けることを検討してみてください。