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031:シャワーでの洗顔に気をつけて

■シャワーでの洗顔はお肌に負担をかける

夜の洗顔は、お風呂に入ったタイミングで行なう方が多いと思います。
お風呂で洗顔をする際に、頭や身体を流す要領でシャワーを使って洗顔料を洗い流しておられる方もいらっしゃいますが、シャワーを直接顔にあてて流してしまうと、お肌の乾燥を招き、しわやたるみの原因になると言われています。

シャワーでの洗顔が良くないとされる理由

1)水圧が強い

シャワーの水圧は、マッサージされているような感覚で気持ちが良いのですが、身体にはちょうど良いと感じる水圧でも、顔は身体の皮膚に比べて非常に薄いため、大きな刺激となってしまいます。
またお風呂の中では、湯気によって毛穴が開いた状態になっていますので、シャワーの水圧がかかることで、さらに毛穴が開いてしまい、お肌のハリ不足やたるみの原因になってしまいます。

2)お湯の温度が高すぎる

洗顔には30~34℃のぬるま湯が良いとされています。
シャワーの温度は38~42℃と、身体が温まる温度に設定している場合が多いので、洗顔する温度としては高くなります。
シャワーでの洗顔は、お肌にとって必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまったり、角質を取りすぎてしまいお肌を乾燥させてしまいます。

3)すすぎ残しが起こりやすい

シャワーは、洗顔料がきれいに洗い流せるように思いがちですが、髪の生え際やフェイスライン、小鼻の周りなどはシャワーが均一にあたっていない場合が多く洗顔料をきれいに落としきれていないことがあります。

お風呂での洗顔のポイント

1)タイミング

お風呂に入った直後は、まだ毛穴が引き締まっており、汚れが落ちにくい状態になっています。
お風呂に入ってすぐ洗顔してしまうと、保湿ケアをするまでの時間が長くあいてしまうため、その間にお肌の水分がどんどん奪われ乾燥してしまいますので、洗顔のタイミングは、頭を洗った後お風呂からでる直前がおすすめです。
シャンプーやトリートメントの後に洗顔をすることで、顔に付着したシャンプーやトリートメントのすすぎ残しを取り除くことができますので、先に身体や頭を洗い、お風呂の湯気でお肌が温まってから洗顔を行なってください。
シャンプーやトリートメントがお肌に残ったままになっていると、お肌に刺激を与え、肌荒れの原因となってしまいます。

2)やさしく洗う

お風呂で洗顔する際は、ゴシゴシこすらないように気をつけてください。
ぬるま湯で予洗いした後、しっかり泡立てた、たっぷりの泡を顔全体にのせ、円を描きながら泡を転がすようにやさしく丁寧に洗ってください。
洗顔料をすすぐ時は、ぬるま湯を手ですくい、やさしく顔にかけるように丁寧に洗い流してください。
洗顔後のお肌は、とても乾燥しやすい状態になっていますので、お風呂から出たら時間をあけず、すぐに化粧水やクリームで保湿を行なうようにしてください。

お肌は、湯気によっていつもよりやわらかくなっており刺激を受けやすい状態ですので、さっと手軽に流せるシャワーでの洗顔は、顔にとって大きな負担となってしまいます。
健やかなお肌を保つために、やさしく流せる手のひらを使ったすすぎを取り入れてみてください。

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