■黒クマの原因を知り適切なケアを
目の下にできるクマにはいくつか種類がありますが、黒クマは、皮膚のたるみや目の周りのふくらみによる影が原因でできるクマです。
目の下の皮膚を指で引っ張ったときに目立たなくなったり、上を向いて鏡を見るとクマの色が薄くなるなどの特徴があります。
黒クマができる原因
◎筋肉の衰え
目の周りの筋肉が衰えると、目の周りにある脂肪を支えることができなくなります。
支えられない脂肪が手前にでてきて、ふくらみや影を作ります。
◎皮膚のたるみ
加齢や紫外線のダメージなどによりお肌にハリがなくなると、目の周りにたるみが現れます。
このたるみが目の下に影を作ります。
◎むくみ
目の周りにむくみがあると、むくみによるふくらみが目の下に影を作ります。
黒クマのケア方法
1)目の周りの筋肉を鍛える
目の周りの筋肉を鍛えることは、黒クマの原因になる脂肪のふくらみを防ぐことに繋がります。
目をギュと閉じて5秒キープ、次に目をパッと見開いて5秒キープ、これを交互に5回ほど繰り返してください。
短い時間でできるので、隙間時間などに取り入れてみるのも良いかと思います。
2)保湿を徹底する
お肌にハリを与えるために、化粧水やクリームでしっかりと保湿を行なってください。
目の周りの皮膚は非常に薄く乾燥しやすい部分ですので、目元専用のスキンケア商品をあわせて使用することをおすすめします。
3)マッサージをする
マッサージは血行を促すので、むくみの改善に繋がります。
あらかじめ、蒸しタオルなどで目元を温めてから、クリームを手に取り、目尻から目頭に向かって優しく滑らせるようにマッサージしてください。
強い力でマッサージをしてしまうと、摩擦によりお肌トラブルになることがあるので、注意してください。
また、目の下の骨に沿って指で目頭から目尻までを優しく押すことも、むくみのケアとなります。
黒クマは、目の周りを老けた印象にしてしまいます。
コツコツと適切なケアを続けることが大切ですが、セルフケアで改善しない場合は、美容皮膚科クリニックへご相談されることをおすすめします。