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015:クリームを塗るまでの時間

■クリームをつけるタイミング

『化粧水をつけてからクリームを塗るまでの時間はどれくらいですか?』とご質問をいただくことがありますが、化粧水とクリームには、それぞれ役割があります。

化粧水の役割は、お肌に水分を補うことと整えることです。
化粧水はお肌にうるおいを与え、保湿を高めることにより、お肌の乾燥を防ぎます。
また、次に使うクリームをよりお肌になじませるようにする働きもあります。

クリームの役割は、クリームの油分などでしっかりふたをして、うるおいを逃がさなくすることです。
クリームは、肌表面で蒸発しないように水分を保持する成分が含まれており、化粧水で与えた水分が蒸発するのを防ぎ、必要な油分を補うことでうるおいを保ちます。

化粧水がお肌になじんでいないときや、うるおっていないときにクリームをつけると、お肌の角質層へ浸透することをクリームが邪魔してしまったり、よれてしまう可能性もあります。
また、クリームが化粧水に混ざり合って、ベタつきを感じることもあります。
化粧水がお肌になじんだことをしっかり確認してから、クリームを塗ることを心がけてください。

化粧水をつけてからクリームを塗るまでの時間は、化粧水がお肌になじむまでの時間となります。
お肌の状態によってなじむ時間は異なりますが、なじんでくると、お肌が手のひらに吸いつくようになると言われていますので、ご自身のお肌で確認してください。
ただし、クリームを塗るまでの時間を空けすぎると、水分やうるおいが蒸発し、お肌の表面が乾燥してしまいますので、化粧水がなじんだら時間を空けず、すぐにクリームを塗ることが重要です。

化粧水とクリームの使い方のポイントと注意点をご案内いたしますので、スキンケアの参考にしてください。

ポイント

◎化粧水とクリームの使い方

・温めてからなじませる
・適量をつける
・ハンドプレスで優しく丁寧につける
・特に乾燥が気になる部分には重ね付けをする

◎化粧水とクリームの使用時の注意点

・清潔な手で行なう
・こするなど、お肌に負担になることはしない
・目元などデリケートな部分は、指の腹の部分などで特に優しくつける

化粧水やクリームを正しく使用することで、その働きを十分に実感することができます。
お肌にしっかりなじんでいることを確認しながら、スキンケアを行なうことをおすすめいたします。

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