■サ活をしてうるおいのあるお肌に
サウナは老若男女問わず、ハマる人が増えています。
サウナ活動を略した「サ活」、サウナ愛好家を指す「サウナー」といった言葉も生まれるほど、サウナの人気は高まっています。
サウナは、汗をかくことによって血行がよくなり、体内を循環する血液量が増えるため、美容と健康に良い効果があります。
サウナの効果
1)冷えや便秘の改善
サウナに入ると体温が上がり、汗をかくことで体の新陳代謝が高まり、便秘や冷えも改善できると言われています。
また、体の余分な水分や不要な塩分を減らすことができ、むくみの改善にもつながります。
2)ストレス解消
サウナには、ストレスを発散してくれる精神作用の効果が期待されています。
気を使っている人や頭を使っている人のストレスを解消するには、比較的ぬるめのサウナにゆっくりと入るのがおすすめです。
3)自律神経のバランスがとれやすい
サウナに入ることで、交感神経系と副交感神経系の両方を鍛える効果があり、結果的に自律神経のバランスがとれやすくなります。
交感神経とは
自律神経のうち、体の機能を活発化させる神経です。
役割は、血圧を上昇させる、心拍数を上げる、筋肉を緊張させる、発汗を促進させるなどです。
副交感神経とは
自律神経のうち、体を休めるときに働く神経です。
役割は、血圧を下げたり、心拍数を低下させたり、筋肉を弛緩させたり、発汗を抑制させるなどです。
4)睡眠の質が上がる
サウナに入っている時は、運動している時と同じ疲労感があるため、ぐっすり眠れるようになります。
また、サウナによって体が温まり、体温が下がるときに眠りやすくなるという効果もあります。
5)にきびや肌荒れを防ぐ
サウナで汗をかくことで、毛穴に詰まった皮脂や汚れが落ちやすくなります。
こうした働きかけによって、ニキビや肌荒れを防ぐことができます。
ただし、汗にも老廃物が混じっているため、汗をかいた状態でお肌をそのままにしてしまうとニキビや肌荒れの原因にもなりますので注意が必要です。
保湿の対策
サウナの後に欠かせないのが、お肌の保湿になります。
サウナの後は、水分が失われてしまい、顔も体も乾燥している状態となりますので、10分以内に保湿をする必要があると言われています。
とくに顔の乾燥はニキビや肌荒れの原因になってしまいますので、化粧水をたっぷり手にとって保湿をしてください。
顔全体に化粧水をつけたあと、目の周りや口もとなど細かい部分にも化粧水をつけ、手のひらで顔を包み込むようにしてなじませ、やさしくハンドプレスしてください。
化粧水だけでは、なじませた水分が逃げてしまいますので、クリームなどの油分でしっかりふたをして、うるおいを逃がさないようにしてください。
また、身体も乾燥しやすくなっているので、身体にも化粧水を塗ってしっかり保湿をしてください。
特にかかとや膝など乾燥が気になるところには、念入りにケアをしてください。
乾燥を感じない方でも、水分が失われてお肌のバランスが崩れてしまい、お肌トラブルの原因となりますので、保湿をするよう心がけてください。
サウナの後のスキンケアに気をつけながら、正しい「サ活」をして、うるおいのあるお肌を手に入れてください。