■化粧水はたっぷり使って、保湿ケアを!!
化粧水の役割は、お肌に水分を補うことと整えることです。
お肌を柔らかくしてキメを整え、その後に使うクリームなどを吸収しやすい状態に導いてくれます。
化粧水を使わないとお肌内部の水分が不足し、外部からの刺激を受けやすくなり、うるおいをキープする力が低下してお肌トラブルを引き起こす原因となるので、必要な水分でお肌をうるおすためには「化粧水はたっぷり使う」ということをおすすめします。
化粧水を使用する際のポイント
1)化粧水は手に取ってお肌につける
角質ケアをしたいときやお肌を冷やしたいときを除いては、基本コットンを使わずに手に取ってお肌にしっかり入れ込むことが大切です。
化粧水を手のひらに適量とってから、両手で顔全体になじませます。
なかには、化粧水の量を少量で済ませる方がいらっしゃいますが、それでは化粧水の本来の働きが発揮されません。
しかし、大量の化粧水を一度になじませることも難しいことがあります。
化粧水をたっぷり使う場合は、回数を分けてお肌になじませてください。
顔全体に化粧水をつけたあと、目の周りや口もとなど細かい部分にも化粧水をつけ、手のひらで顔を包み込むようにしてなじませ、やさしくハンドプレスしてください。
化粧水をなじませた後は、クリームなどの油分でしっかりふたをして、うるおいを逃がさないようにしてください。
2)首やデコルテにも塗る
化粧水は顔だけではなく、首やデコルテまでしっかりなじませてください。
「首元を見れば年齢がわかる」と言われているように、首元は年齢を重ねるにつれて変化しやすいパーツになります。
顔に塗った化粧水の残りを首につけるだけでもいいので、毎日しっかりケアをしてください。
デコルテとは
胸の上部分から首筋にかけての部分のことです。
皮脂の分泌量が多く、毛穴が詰まりニキビができやすい部分でもあります。
化粧水を使用する際の注意点
1)お肌を摩擦したり、お肌を強くたたかない
化粧水をつけるとき、早くなじませようとついお肌をこすってしまうことがあるかもしれません。
お肌は摩擦されるとダメ―ジを受けてしまい、乾燥だけでなくシミやシワの原因になる可能性もあります。
また、お肌を強く叩いて押し込んだりすることもお肌への刺激となるのでさけてください。
2)塗りムラができる
顔全体に化粧水をしっかりつけたつもりでも、意外と塗りムラがあります。
特に髪の生え際や小鼻の周り、頬の外側などは塗り残しが多い場所になりますので、塗り残した場所がないか確認しながら丁寧につけてください。
化粧水をつけても、お肌の乾燥が特に気になるときやほてりが気になる部分にはコットンパックをしてください。
コットンに化粧水をたっぷりと含ませたら、気になる部分や顔全体にコットンを3分~5分程度貼りつけてください。
長時間貼りつけていると、お肌にうるおいを与えるどころか、コットンが乾き始めるため、お肌の水分が徐々に奪われてしまうことになります。
お肌の乾燥の原因となるため、長時間の使用はさけてください。
化粧水でスキンケアをしていても、間違った使い方をしているとかえってお肌トラブルになってしまうことがありますので、注意してください。